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植物(しょくぶつ)

植物遺構分布図(縄文前期中頃)
植物遺構分布図(縄文前期中頃)[静止画/600×400ピクセル/127.7KB]
縄文時代前期中頃の集落が形成され始めた頃は、ブナやミズナラを中心とした落葉広葉樹林が広大な土地を覆い尽くしていた。また、比較的土地が乾いたところにはクリが、谷に沿ってはオニグルミやトチノキが森林をつくっていた。(資料提供:青森県教育庁文化課)
関連資料: 英語説明文と日本語訳

植物遺構分布図(縄文中期中頃)
植物遺構分布図(縄文中期中頃)[静止画/600×400ピクセル/152.8KB]
縄文時代中期中頃の集落の最盛期には、ブナやミズナラの林はクリのみの単純な林に変化し、集落が存在した間、継続的に維持されたものと思われる。これは縄文人が意図的にクリを管理、育成したことを示している。(資料提供:青森県教育庁文化課)

種子 出土状況
種子 出土状況[静止画/600×400ピクセル/175.8KB]
小さな植物の種は遺跡の土をフルイにかけて、残ったものを顕微鏡で調べていく。そうするとマメ、ヒョウタン、ゴボウ、アサ、エゴマなどの栽培植物の種が見つかった。縄文時代では既に栽培が始まっていたと考えられる。(写真提供:青森県教育庁文化課)

種子 出土状況
種子 出土状況[静止画/600×400ピクセル/161.6KB]
三内丸山遺跡ではニワトコ、ヤマグワ、サルナシ、キイチゴ属などの種子・果実類からなる植物遺体が出土しているが、単純な構成であること、食用・飲用果実のみでないことから、醗酵酒に利用されたものと考えられる。写真は種子の出土状況である。(写真提供:青森県教育庁文化課)

種子 出土状況
種子 出土状況[静止画/600×400ピクセル/156.4KB]
出土した植物群は、人間が森林伐採などを行い、日当たりのよい場所をつくることによって繁茂しやすい特徴のものなので、クリなどと同様に人為的に管理・保護を受けて育まれた可能性がある。写真は種子の出土状況である。(写真提供:青森県教育庁文化課)

種子 出土状況
種子 出土状況[静止画/600×400ピクセル/207.5KB]
三内丸山遺跡では畑雑草と呼ばれる植物群が多種・多量に出土している。また、ヒョウタンやゴボウといった栽培植物も含まれ、それらの繁茂・栽培が可能な広い土地が人為的につくられていたことが予想される。写真は種子の出土状況である。(写真提供:青森県教育庁文化課)

竪果類 出土状況
竪果類 出土状況[静止画/600×400ピクセル/151.8KB]
森林資源の利用については、縄文谷から出土した木製品や掘立柱から知ることができる。これまでに検出された掘立柱は全てクリ材(竪果類)であり、構造物の杭などについてもクリが多用されている。写真は竪果類の出土状況である。(写真提供:青森県教育庁文化課)

竪果類 出土状況
竪果類 出土状況[静止画/600×400ピクセル/169.1KB]
三内丸山遺跡では、さまざまな植生を人為的に生業の中に取り込み、あるいは管理・保護といった形で特定の植物群を育成するといった行為が行われていたと考えられる。竪果類であるクリもその一つである。写真は竪果類の出土状況である。(写真提供:青森県教育庁文化課)