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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【本人紹介】 大江巳之助(おおえ・みのすけ 1907〜97)。阿波浄瑠璃の人形師の四代目。日本を代表する人形芝居の文楽に用いる、首(かしら)という人形の頭部の製作に生涯を捧げた。 |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【下絵】 首(かしら)の素材には充分に乾燥した木曽檜を用いる。下絵は、大まかに切り出した木に直接描く。顔の中心線を正確に取ることが大切。 |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【荒彫り】 首(かしら)の輪郭を仕上げより少し大きめに荒く彫る。荒彫りの時点で、すでに首の完成度が決まるとされる。素彫りともいう。 |
![]() 動画 y-brn4.mpg 352×240、 3.41MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【彫り】 何度も墨で顔を描きながら細かい表情を仕上げる。文楽で性根(しょうこん)という首の持つ性格をつくり込む。 |
![]() 静止画 y-brn5.jpg 600×400、 133.8KB |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【中刳り(なかぐり)】 首(かしら)を耳の前でふたつに割り、両面の中身を刳り抜く。 |
![]() 動画 y-brn6.mpg 352×240、 3.37MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【からくりの仕掛け】 刳り抜いた中に、目や眉を動かす仕掛けを作り込む。仕掛けのバネは鯨の歯を使用。仕掛けには、人形遣いが仕掛けを操るための胴串(どぐし)をつける。 |
![]() 動画 y-brn7.mpg 352×240、 3.41MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【コメント】 大江さんが「舞台を離れた人形師はない」と信条を語る。人形師の弟子になるより、人形遣いを師として、舞台を観て首(かしら)の表情や動きを研究することが一番の修業だという。 |
![]() 静止画 y-brn8.jpg 600×400、 134.9KB |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【和紙貼り】 仕掛けが完成したら首(かしら)の前後を膠(にかわ)で貼りつける。最終的な彫りを仕上げ、下地を整えるために和紙を全体に貼る。 |
![]() 静止画 y-brn9.jpg 600×400、 136.1KB |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【上塗り】 胡粉(ごふん・貝殻を粉状にした顔料)を膠で溶き下塗りする。粗い胡粉から細かいものへ変えて10回以上下塗りし、首に応じた肌色を紅殻などでつくり上塗りする。 |
![]() 静止画 y-brna.jpg 600×400、 139.3KB |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【キオイ入れ(表情に勢いを出す)】 この首(かしら)には、目の周囲や眉間などに赤いぼかしを入れることにより、人形の表情に勢いを加える。このことを「キオイを入れる」という。 |
![]() 静止画 y-brnb.jpg 600×400、 129.8KB |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【開眼(かいげん)】 仏像や人形製作では、目を描き入れることを開眼といい、作者が命を吹き込む重要な工程である。唇や目に紅を挿し、人形に生き血が通う。またヤクの毛で作った眉毛を貼る。 |
![]() 動画 y-brnc.mpg 352×240、 2.46MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【完成した人形の表情】 この完成した首(かしら)は「文七」(ぶんしち)といい、苦悩を秘めた武将の役に用いる。 |
![]() 動画 y-brnd.mpg 352×240、 2.35MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 木竹工 ⇒ 文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【コメント】 大江さんは、太夫・三味線・人形遣いの高度な芸に負けない首(かしら)を作ろうと精進してきたと語る。 |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【文楽の説明1】 文楽は能と歌舞伎と並ぶ日本を代表する伝統芸能。太夫と三味線による義太夫節(ぎだゆうぶし)という音曲に合わせて、人形が操られドラマを展開する。 |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【文楽の説明2】 一体の人形を三人で操る。首(かしら)の種類は40以上あり、現在、文楽で用いる首のほとんどが大江さんの作品。人形師と人形遣いが、その時代の文楽をつくり上げていく。 |
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文楽人形(首)製作修理(大江巳之助) 【紹介画像一覧】 ここで紹介されている画像の一覧。 |
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