静止画
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600×400、 149.5KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
本人紹介
昆布一夫(こんぶ・かずお 1923〜95)。家業である吉野紙製作を受け継いだ三代目。吉野紙製作を復興させた。吉野紙は薄く、柔らかで、しかも強いのが特徴。不純物を徹底して取り除いて作られる吉野紙は、漆の濾紙として漆器製作の工程に不可欠な存在。

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600×400、 154.2KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
皮剥
樹皮とそのすぐ内側にある甘皮を取り除いた白皮の部分のみを使用する。甘皮を残す方法もあるが、吉野紙では楮(こうぞ)の強くて長い繊維部分のみを取り出し紙を漉くため、甘皮もきれいに取り除く。

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600×400、 174.4KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
川晒し(かわさらし)
樹皮と甘皮を取り除いた白皮を清流の中で洗い、水によく浸けておくと、不純物が水に溶けて流れ去る。

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600×400、 138.3KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
チリ切り
楮の木が擦れたり、蔓(つる)が巻きついたりしてできる傷痕や芽跡、付着したゴミを丁寧に取り除く。

動画
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352×240、 2.72MB

匠の技と心
漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
紙素炊き
紙素炊きとは、白皮をソーダ灰などアルカリ性の溶液で煮て繊維の周りの不純物を取りやすくする作業。紙素炊きは、紙漉きの要となる工程なので、一度火を入れたら煮えあがるまで、何があっても場所を離れることができない、と昆布さんは語る。

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匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
灰汁出し
紙素炊きで溶け出した不純物を含む煮汁のことを灰汁という。灰汁出しとは、その煮汁を十分い洗い落とすこと。

動画
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352×240、 2.22MB

匠の技と心
漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
荒打ち・細打ち
柔らかくほぐれた白皮を叩き、繊維をバラバラに解きほぐす。植物の繊維は、繊維素が集まって集合体を形作っているが、紙を漉くためには、繊維を一本一本バラバラにすることが必要である。

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600×400、 167.2KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
水洗い・濁出し
吉野紙は叩き終わった原料をもう一回水中で洗って、でんぷん質などを洗い流す。この工程は、漆を濾すため、より純粋な繊維を求める吉野紙ならではの工程である。

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600×400、 141.0KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
紙の繊維
透明感のある真っ白で純粋な繊維。何度も水洗いを重ねたからこそ実現する純粋さ。この純粋な繊維からできる吉野紙だからこそ、ゴミを嫌う漆を濾すという大役を担えるのである。

動画
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352×240、 2.07MB

匠の技と心
漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
紙漉き
繊維を水槽に入れ、つなぎ剤としてトロロアオイの根から出る粘液を加えて攪拌する。紙の厚さが薄い吉野紙は、乾燥がとても早い。

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600×400、 156.7KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
板干し
漉き上げた紙を干し板に貼って、天日乾燥する。天日乾燥を施した和紙は、和紙独特の光沢や柔らかさ、白さをもつ。

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600×400、 135.2KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
選別
和紙を傷や出来具合などで選別する。この厳しい最終チェックを経た紙のみが吉野紙として世に出されることとなる。吉野紙の品質の高さ、信用につながっている。

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600×400、 150.9KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
完成品
薄く、柔らかで、強さも兼ね備える吉野紙。一見相反する特徴を持つ吉野紙は、作り手の徹底したこだわりから生まれる。

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600×400、 164.0KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
漆と和紙の関係
透けるほどに薄く、破けにくい性質に加え、徹底して繊維だけにした吉野紙。漆漉紙として最良であり、漆工品の伝統美を陰で支え続けている。

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600×400、 56.1KB
匠の技と心漆芸漆濾紙(吉野紙)製作(昆布一夫)
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