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羅・有職織物(喜多川平朗) 【本人紹介】 喜多川平朗(きたがわ・へいろう 1898〜1988)京都西陣の老舗「俵屋」17代当主。正倉院の染織品を研究、有職(ゆうそく)織物という平安時代の貴族の装束や調度に用いられた織物に精通し、その技法の復興に努めた。 |
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羅・有職織物(喜多川平朗) 【昔の織物の研究】 喜多川さんの織りの研究は、正倉院裂(きれ)と呼ばれる正倉院に残る古い裂から始まった。大和・奈良時代に、輸入されたり、国内で製作された織物は、複雑な織りの構造をもち、糸の材質、染料、織り方の解明は難しく、何年もかかって、正倉院裂23種を復元した。 |
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![]() 匠の技と心 ⇒ 染織 ⇒ 羅・有職織物(喜多川平朗) 【織り<羅(ら)>】 典雅な品格のある菱形の織文様の羅。織りの凹凸が光の加減によってさまざまな表情を生む。平安時代の貴族達は有職織物のなかでも最高峰とたたえたが、その織りの技法は室町以降途絶えていた。 |
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羅・有職織物(喜多川平朗) 【羅の説明】 羅の織文様は、一本の経糸(たていと)を左右の経糸と絡み合わせて織ることで表れる。この経糸の絡みによって織物の表面に斜線模様が生まれ、さまざまな襷(たすき)文や菱文を織り出す。 |
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羅・有職織物(喜多川平朗) 【羅の歴史】 中国で織り方が考案された羅は、7世紀頃に日本に伝わり、奈良・平安時代にさかんに製作されたが、鎌倉時代には衰退した。喜多川さんは、正倉院裂の羅が持つ気品、織の複雑さにひかれて復元に取り組んだ。 |
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羅・有職織物(喜多川平朗) 【綾(あや)織物の下図描き】 かつて公家達が、もっとも頻繁に用いたといわれる綾(あや)織物の製作。これを現代に甦らせるために、まず下図が描かれる。この下図をもとに、糸、織り、染色を決め、織るのである。 |
![]() 動画 y-ysr7.mpg 352×240、 1.91MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 染織 ⇒ 羅・有職織物(喜多川平朗) 【織り<二陪綾(ふたえあや)>】 喜多川さんの作品は、市内西陣にある工場で織られる。俵屋の本領といわれた二陪綾。地文様に、さらに別の文様を織り重ねていく艶やかな織物である。工場には紋紙を使うジャガード織機も多く動いている。 |
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【織り<二陪綾(ふたえあや)>】 この動画の1シーンの拡大静止画 |
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【織り<二陪綾(ふたえあや)>】 この動画の1シーンの拡大静止画 |
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羅・有職織物(喜多川平朗) 【織り上がった二陪綾】 扇を文様にした織り上がった綾織物である。現代的に新しい感覚の配色にして今の時代の好みに合うようにしている。かつて貴族達の生活を飾った織物が、色模様も、新たに現代に再生している。 |
![]() 動画 y-ysr9.mpg 352×240、 2.49MB |
![]() 匠の技と心 ⇒ 染織 ⇒ 羅・有職織物(喜多川平朗) 【織り<紗(しゃ)>】 織り目が粗い紗は、機械織のほうが均一ですぐれた品質に仕上がるため、喜多川さんの工房でも紗は織機で織る。 |
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【織り<紗(しゃ)>】 この動画の1シーンの拡大静止画 |
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羅・有職織物(喜多川平朗) 【紗の説明】 紗は二本の経糸(たていと)が絡みあって、鎖状の格子を表す織物。軽く、薄く透けるため、羅とともに「うすもの」と呼ばれる。 |
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羅・有職織物(喜多川平朗) 【紗】 紗は現在の皇室の夏の装束にも用いられている。喜多川さんは、長年皇室の装束の織物を制作していた。 |
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羅・有職織物(喜多川平朗) 【紹介画像一覧】 ここで紹介されている画像の一覧。 |
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